足？脚？　　足です！！

足は身体の“土台”です。

二足歩行の人間にとって、足が身体と地面との接点であり、身体が生み出したエネルギーを地面に伝える唯一の部分です。

身体をうまくコントロールするためには、土台である足をしっかり使うことが重要だと思います。

最終的に足が地面に伝える力の方向を決め、足裏や足関節のコントロール具合で身体が動く方向や効率は変わってきます。

筋肉をつけすぎてもそれをうまくコントロールすることが出来ないと意味がなく、しまいには怪我をしてしまう恐れもあります。

人間の身体を車に例えてみます。エンジンが筋肉で、そのエネルギーを地面に伝えるタイヤが足になります。
もし、タイヤの性能が悪かったら、エンジンが生みだしたエネルギーを地面へ伝えられず空回りしてしまいます。またハンドルを切っても、それを地面にうまく伝えられなければカーブは曲がれません。それはタイヤが地面と車の唯一の接点だからです。
 

このように、足が地面と身体を繋げている唯一の接点であり、地面からの力を身体へ伝える唯一の部分です。

そんな大事な部分ですが、日本では足に対して専門的に診る場所が少なく今まで重要視されていませんでした。しかし、海外では足病医という分野があり、足だけを診る専門外来があるほどです。

近頃、日本でも足専門の治療家やトレーナーなどが増えてきましたが、まだまだ認知度は低いです。

運動能力アップ、怪我予防、姿勢改善のためには足を鍛える事が不可欠であり、絶対にアプローチしなくてはならない部位だと思います。