足のゆがみがパフォーマンスを下げる？

〜かかとの角度とインソールの話〜

部活やスポーツに本気で取り組んでいる高校生の中には、こんな悩みを抱えている人も多いかもしれません。

• 走るとすぐ膝や足が痛くなる

• 同じ練習をしても、動きが重い気がする

• 足首がグラグラして、踏ん張りがきかない

それ、もしかしたら**「距骨下関節の過回内」**が原因かもしれません。

そもそも「距骨下関節」ってなに？

聞き慣れない言葉かもしれませんが、距骨下関節（きょこつかかんせつ）は「かかと付近にある小さな関節」です。

この関節は、立っているときや走っているときに、地面からの力を吸収したり、全身のバランスをとったりする重要な役割をしています。

ところが、この関節が**内側に倒れ込みすぎる（過回内）**と、足元がグラつき、上半身への力の伝わり方もズレてしまいます。

足元がズレると、全身の動きが崩れる

スポーツの動きは「地面からの力をどれだけ効率よく使えるか」が大事です。

でも距骨下関節が傾いていると…

• 地面を蹴っても、力がうまく伝わらない

• 着地が不安定で、膝や股関節に余計な負担がかかる

• 体の軸がブレて、スピードやバランスが落ちる

つまり、どんなに筋トレや技術練習をしても、土台がグラグラなら本当の力が発揮できないのです。

インソールで足元を「整える」

じゃあどうすればいいのか？

その答えのひとつが「インソール」です。

足の形に合ったカスタムメイドのインソールを使うことで、

• 距骨下関節の傾きを補正し

• 土踏まず（アーチ）を正しく支え

• 全身の動きに安定感を持たせる

といった効果が期待できます。

特に成長期の高校生は、足の骨格がまだ完成していないため、今のうちから正しい足の使い方を身につけておくと、ケガの予防や将来のパフォーマンスアップにもつながるんです。

プロも使ってるって本当？

実は、多くのプロアスリートもオーダーメイドインソールを使っています。

サッカー、野球、バスケ、陸上…どの競技でも「足元の安定」はパフォーマンスのカギ。

インソールでフォームが安定したことで、

「タイムが縮まった」「ケガをしなくなった」

そんな声は少なくありません。

最後に：本気でやってるなら、足元から見直そう

努力しても結果が出ないとき、つい「自分の才能がないのかも…」なんて考えてしまうこと、あるかもしれません。

でも、足のゆがみのせいで実力が出せていないとしたら、もったいないと思いませんか？

足元を整えることは、見た目には地味でも、中身は確かな変化につながります。

本気で変わりたいなら、まずは「足の使い方」と「インソール」を見直してみましょう。

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